ユッカはしっかりとした存在感があり、比較的育てやすい観葉植物として人気があります。
初心者でも扱いやすく、室内やオフィスのインテリアにも映えるグリーンとして、ギフトとしても喜ばれます。
基本情報 | キジカクシ科イトラン属 学名:Yucca gigantea (syn. Y. elephantipes) |
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鑑賞価値 | 力強い葉姿と幹のフォルムが空間にアクセントを与える観葉植物 |
育てやすさ | 比較的丈夫で乾燥にも強く、初心者向きな部類 |
置き場所 | 明るい窓辺や南~西向きの場所で、長時間の直射日光に少し注意 |
水やり | 土の表面が乾いてからたっぷり与え、過湿を避ける |
温度・湿度 | 生育適温は15 ℃以上。乾燥気味の環境がよい |

ユッカ
flower kitchen jiyugaoka
ユッカはどんな観葉植物?

ユッカはアメリカ中部〜中央アメリカを原産とし、寒暖差のある乾燥地や砂が多い場所で育ってきた植物です。
園芸店でよく「青年の木」として見かけるものは、主に Yucca gigantea(旧称 Y. elephantipes)で、幹に特徴があり比較的扱いやすい種です。
このユッカは、土が乾きがちで風通しがいい環境を好み、強い光を受ける環境でも育ちます。ただし、過度な湿気や過剰な直射日光(特に高温の時間帯)には弱い面もあります。
水やりはどうしたらいい?
ユッカは過湿に非常に弱く、逆に乾燥気味の環境のほうが耐性があります。
目安としては、春〜夏の生長期には「土の上部が乾いている」ことを確認してから水を与えるようにします。通常は 1 週間に 1 回程度が目安ですが、冬はそれより間隔をあけて数週間に 1 回程度にします。
鉢皿を使う場合には、水をためないようにしましょう。
長く楽しむためにはどうしたらいい?
明るい光、直射光も可能ですが、直射光を長時間あてると葉焼けすることがあります。安全のためには夏の強光時にレースカーテン越しなどで光を和らげると良いでしょう。
通気性がよい場所を好むため、室内でも風通しを確保すると病害虫の予防にもなります。
生長期(春〜夏)に薄めの液体肥料を月1回程度与えることで、元気を維持しやすくなります。
枯れた古い葉を取り除くと見栄えが整い、健康にも良いです。
植え替えはいつする?
植え替えは通常、成長が止まるなどして根詰まりを感じたときや、土が劣化した時、もっと大きく成長させたいときに行います。土の劣化に合わせて2〜3年に一度を目安にすることが多いです。
植え替え時は水捌けの良い用土を使い、鉢底に穴やスリットがあるものを選びます。また、根を傷めないよう慎重に扱い、植え付け後は数日は直射光を避けて管理するようにします。
どれくらい大きくなる?
屋外で十分な条件が揃えば、ユッカは大きく育つと 10 m に達することもあります。 ただし、鉢植えの場合は鉢の大きさで調整できるため、お好みの大きさにすることができます。
夏越し・冬越しはどうしたらいい?

- 夏:強い日差しが続く時間帯は直射光を遮ったり、風通しをよくすることで葉焼けを防ぎましょう。高温と湿度が重なる場所は避けた方が無難です。
- 冬:5℃程度までの寒さに耐えられます。あたたかい室内で管理しましょう。また水を多くあげすぎないようにしてください。
さいごに
ユッカ(青年の木)は、存在感のあるシルエットと比較的扱いやすさが魅力の観葉植物です。
ただし、過湿になるのが最大のリスクなので、水やりには十分に注意しましょう。また、光や風通しを意識して管理することで、長く楽しむことができます。
部屋やオフィス空間で、自然を感じられるアクセントとして育ててみてください。
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