バラのおはなし

フラワーギフトの代表格といえば、バラの花。プレゼントのお花を選ぶとき、バラの花が目に飛び込んでくることは多いのではないでしょうか。華やかで色のバリエーションも多く、種類も多いので、フローリストにも大人気で、お客さまの希望を叶えるいろいろな表現を助けてくれる大切なお花です。

さて、そんなバラの花ですが、公園にバラ園があったり、おうちの庭で育てている方もいらっしゃいますよね。小さいものならば植木鉢でも育てられるので、そこまで大きなスペースがなくても楽しむことができます。

今では農業の技術も発達し、花屋に出回っているバラはほとんど温室で育っているため、1年を通してバラの切り花を見ることができるのですが、バラの花のトップシーズンは春と秋。だいたい5月の後半と10月の後半くらいに花盛りを迎える品種が多いです。

品種によっては、春から秋にかけて繰り返し花を咲かせてくれるものもあり、苗を育てる楽しさを感じることができるでしょう。

なんとなく繊細そうで、育てるのが難しいイメージもありますが、じつはバラはとてもたくましい花でもあるのです。そう簡単に枯れたりもしませんし、今年咲く花があまり多くなくても、次の年には花盛りになるというのもめずらしいことではありません。１回で終わらず、好きな植物と長く付き合うことができるのはとてもうれしいですね。

もちろん、切り花のバラならではの魅力もたくさんあります。いろいろな色のバラを集めたり、１色でその色の印象を強く残したりと、思い通りに組み合わせて飾ることができるのは切り花ならではの楽しみ方です。

一輪あるだけでその場の主役になれるバラですが、不思議と切り花を飾る花瓶を選ばず、どんなものも合わせやすいのがおもしろいところ。シンプルなガラスのフラワーベースも、アンティークのような重厚な花瓶も、どちらもイメージできますよね。和風の徳利のようなものでもいいし、ジャムの空き瓶に飾ってあってさえ絵になるのはバラの魅力のすばらしさです。

フラワーキッチンでも、バラを主役にした花束やアレンジメントをたくさんご用意しています。

バラだけの魅力をたっぷり味わうなら、ぜひ50本バラの花束を。お花の色やラッピングで、お好きな雰囲気に仕上げることができます。バラといえば赤、と赤一色を選ぶもよし、ピンクやイエローを入れると明るさが出て軽やかな印象になります。

今なら、季節限定のクリスマスカラーラッピングは外せません。クリスマスプレゼントだけでなく、記念日やお誕生日にも選んでいただきたい一品です。バラの花を抱えて渡された時のお相手の笑顔をイメージしたら、こちらも笑顔になってしまいますよね。