ポトスの育て方と楽しみ方|水やり・植え替え・特徴まとめ

ポトスは、インテリアにも人気の観葉植物で、光の少ない部屋にも比較的強く、手入れが簡単なため初心者にもおすすめです。少しの工夫で、やわらかな緑が部屋に自然な雰囲気を与えてくれます。

基本情報 サトイモ科エピプレムヌム属
学名:Epipremnum aureum
鑑賞価値 葉の色や模様(斑入りなど)にバリエーションがあり、垂らす・這わせる・吊るすスタイルなどでおしゃれな雰囲気を演出できる観葉植物です。
育てやすさ 光や水やりの管理が比較的緩やかで、多少の日陰でも育ち、多少の乾燥にも耐えるため、室内で育てる初心者向けです。
置き場所 明るい間接日光が当たる場所が理想。直射日光は葉焼けの原因になるので避け、暗すぎる場所だと成長が遅くなることがあります。
水やり 土の表面が乾いてからたっぷり与えます。鉢底の水はけをよくすることが必要です。
温度・湿度 最適温度はおよそ 18〜30°C程度。18°Cを下回ると生育が鈍くなる。湿度は60〜70%あたりが好ましいですが、少し乾燥していてもある程度耐えられます。
ポトス

ポトス

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ポトスはどんな観葉植物?

ポトス(Epipremnum aureum)は、サトイモ科に属するつる植物で、もともとは熱帯の地域で育っていた植物です。葉はハート型や楕円形のものが多く、斑入り(白・黄色など)品種もたくさんあります。自然界では樹木などに絡みついて成長することもあり、ツルを伸ばして垂らしたり、支柱を登らせたりすることでインテリアにも立体感を出せます。


水やりはどうしたらいい?

  • 土の表面が乾いたら水を与えるようにしましょう。特に春〜夏は乾燥が早くなるので注意が必要です。
  • 一方で、鉢の底に水が溜まるような過湿は根腐れの原因になりますので、水はけをよくし、余分な水は捨てるようにします。
  • 冬場は成長が緩やかになるので、水やりはやや控えめにして、土がしっかり乾いてから与えるとよいでしょう。


長く楽しむためにはどうしたらいい?

光の管理

斑入り品種は特に光を好みますが、強すぎる直射日光は葉を焼くので、カーテン越しなどの間接光が良いです。暗すぎると斑や色が薄くなることがあります。

肥料

春〜夏の成長期に、観葉植物用のバランスのとれた肥料を月に1回程度与えると、葉のツヤや元気が持続します。成長が落ちる秋〜冬は頻度を減らすか控えめにしましょう。

剪定・繁殖

伸びすぎたツルを切ることで、形を整えるとともに、新しいツルの発生を促します。切ったツルは水挿しで簡単に増やすことも可能です。



植え替えはいつする?

一般的には、鉢の中で根がいっぱいになって動きが悪くなったり、成長が鈍ったりしたら植え替えのタイミングです。多くの場合、1〜2年に一度、春〜初夏の成長が始まる時期に少し大きめの鉢に替えるとよいでしょう。新しい土は水はけのよい観葉植物用の土を使うと安心です。 


どれくらい大きくなる?

葉の大きさは品種や育て方(光・肥料)によって変わります。支柱やフェンスを使うとツルを登らせることができて、より立体的に育てられます。室内でも高さ・幅ともに1〜2mくらいまで成長することもあります。


夏越し・冬越しはどうしたらいい?

  • :直射日光を避け、風通しをよくし、気温が高くなる時間帯はエアコンや遮光などで調整をしましょう。湿度が低くなりがちなときは霧吹きや加湿器でケアをしましょう。 

:夜間の冷え込みに注意しましょう。15°C 以下になると葉が痛むことがあるので、暖かい室内に置いてください。暖房の風が直接当たらないようにし、乾燥しないように湿度を保つことも大事です。


さいごに

ポトスはその種類と魅力から、部屋の雰囲気をぐっと豊かにしてくれる観葉植物です。初心者でも育てやすく、ギフトにも向いています。インテリアに緑を取り入れたい方には最適な選択肢といえます。最初は基本の置き場所・水やり・温度に気をつけながら、少しずつ自分の部屋の環境に合った管理方法を見つけてみてください。

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