スターチスの花は、小さいながらも存在感があり、花束やアレンジメントによく使われます。茎が硬くしっかりとしていて、他のお花の支えにもなってくれる、縁の下の力持ちのような存在です。

咲き方にもいくつか種類があり、小さなお花が寄り添って花をつける品種もあれば、かすみ草のようなエアリーな咲き方をするものも。色の種類も豊富で、紫、白、イエロー、ピンクなど、お祝いにもお供えにも使える色がそろっています。もっと細かく分けると、アプリコットやレモンイエローのようなニュアンスカラーも多く、どんな組み合わせにもよく溶け込んでくれます。
すべてに共通しているのは、とてもじょうぶで長持ちするお花だということ。夏場の暑い季節でもほとんど萎れずにしっかりと咲いてくれるので、外に飾るスタンド花のアクセントにもよく使われます。お供えならばお盆やお彼岸のお墓参りで、やはり屋外に活けてもきれいな色を長く保ってくれます。

最近の使われ方としては、ポストに届くようなお花の定期便などでよく見かけます。温度管理がそこまで細かくできない箱でのお届けでも、きちんと元気な姿でお客様のもとに届いてくれる。そんなお花屋さんからの信頼がとても厚いのです。箱を開けてスターチスのきれいな色が見えたら、キュンとなってしまいますね!
もし手元にスターチスがやってくる機会があれば、かわいい花びらにそっとさわってみてください。他のお花とは少し違い、繊細な紙のような手ざわりに初めての人は少し驚くかもしれません。ドライフラワーかな? と思ってもしまいますが、茎や葉はしっとりしていて、そこで生花であることを感じられます。茎も少々特徴的で、多くのお花のような円柱型の茎というよりは、立体的なパズルのピースのような、直線的な形をしています。

そして、もっと長くスターチスを楽しみたいという方におすすめなのは、まさにドライフラワーを作ることです。スターチスはとてもドライフラワーにしやすいお花で、生花としてきれいに咲いているうちに逆さに吊り下げておくだけで、ほぼ失敗なくドライフラワーにすることができます。鮮やかな色を保つためには、はっきりとした色合いのスターチスを使うことがおすすめではありますが、淡い優しい色も比較的残ってくれます。
ポイントは、先にも挙げたように、生花として元気に咲いているうちにドライフラワーを作り始めること。「お花が終わったらドライフラワーにしよう」と思うと、吊り下げて乾くのを待っているうちにお花が散ってしまうことが多いです。
そんなスターチスの花言葉は、カラーバリエーションの多いお花あるあるとして、色ごとにいくつもあります。その中でも、「変わらない」「永遠」といった意味合いが多いことが特徴。やはり昔から、長く花色を見せてくれるという特徴が、人々の心をつかんでいたようです。ぜひ、思い思いの楽しみ方で、スターチスを暮らしのなかに取り入れてみてくださいね。



