1月の誕生花と花言葉まとめ|31日毎の花言葉と冬の花を長持ちさせるコツ

1月は新しい1年の始まり。外はまだ厳しい寒さが続きますが、植物の世界では、凛と咲く冬の花や、春の訪れを一足先に告げる香り高い花たちが次々と顔を出し始めます。 誕生花には、それぞれに深い意味や物語が込められています。

この記事では、1月の誕生月の花「スイートピー」をはじめ、1月1日から31日までの日別誕生花と花言葉を詳しくご紹介します。 お花選びのヒントとして、また自分自身の生まれた日の物語を知るきっかけとして、ぜひ最後までお楽しみください。

1月の誕生月の花:スイートピー

花言葉:「門出」「優しい思い出」「永遠の喜び」「蝶のように飛躍する」

1月の誕生月の花であるスイートピーは、この時期に最も香りが豊かになり、種類も豊富に出回ります。春を先取りする軽やかな花姿は、新しい1年を祝うギフトにぴったりです。


1月1日の誕生花:スノードロップ

花言葉:「希望」「慰め」

雪の中から咲くスノードロップは、新しい一年の始まりを象徴する誕生花です。
「希望」という花言葉のとおり、前向きな気持ちをそっと伝えてくれます。


1月2日の誕生花:タケ(竹)

花言葉:「節度」「貞節」「忍耐」

真っすぐに伸びる竹は、強さと誠実さを象徴する植物です。
困難にも折れない姿から、忍耐や芯の強さを表す誕生花とされています。


1月3日の誕生花:マツ(松)

花言葉:「不老長寿」「勇敢」「哀れ」

常緑で力強い姿から長寿や縁起の良い象徴とされています。特に、厳しい寒さにも負けず緑を保つことから、新年のお祝いや盆栽など、日本の文化と深く結びついています。


1月4日の誕生花:フクジュソウ(福寿草)

花言葉:「幸せを招く」「永久の幸福」「回想」

 旧暦のお正月に雪の中から咲く縁起の良い花として親しまれています。名前の通り「福」と「長寿」を願う意味が込められ、冬の終わりから春の訪れを告げる鮮やかな黄色い花です。


1月5日の誕生花:ミスミソウ

花言葉:「自信」「忍耐」「信頼」

花言葉は雪解けを待たずに厳しい寒さの中で咲く姿に由来しています。 


1月6日の誕生花:マンサク

花言葉:「ひらめき」「霊感」「魔力」

葉が出る前に黄色い紐状の花をたくさん咲かせ、「万作(まんさく)=多くの作物が採れる」という名前の由来も、豊作を願う意味が込められています。


1月7日の誕生花:セリ

花言葉:「貧しくても高潔」「誠実」「清廉」

春の七草の一つとしても知られ、清らかな水辺に生える姿から、清らかで高潔なイメージがつけられています。


1月8日の誕生花:スミレ

花言葉:「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」

小さく可憐な姿から、日陰でも育つ特性や、宝塚歌劇のシンボルとしても親しまれています。 


1月9日の誕生花:ノースポール

花言葉:「誠実」「冬の足音」「感謝」

「北極」を意味し、白い花が北極の雪景色を連想させることから名付けられました(商品名)。和名はカンシロギク(寒白菊)です。 


1月10日の誕生花:フリージア

花言葉:「親愛の情」「感謝」「あどけなさ」

特に2月〜3月頃に多く、春の訪れを告げる花です。甘い香りと多彩な花色(黄色、白、赤、紫など)が魅力で、贈り物にも人気があります。 


1月11日の誕生花:カーネーション(ピンク)

花言葉:「母の愛」「感謝」

ピンク色のカーネーションは感謝や愛情、特に「母の愛」を象徴し、母の日にもよく贈られます。


1月12日の誕生花:スイートアリッサム

花言葉:「優美」「飛躍」「価値のあるもの」

春や秋に甘い香りの小花をたくさん咲かせる姿が特徴で、その美しさと香りが名前の由来にもなっています。 


1月13日の誕生花:カトレア

花言葉:「優美な貴婦人」「魔力」「魅力的」

「ランの女王」とも呼ばれ、その華やかさとエレガントさから贈り物としても人気です。 


1月14日の誕生花:シクラメン

花言葉:「遠慮」「内気」「はにかみ」

冬の室内を彩る代表的な花で、「遠慮」「気後れ」「はにかみ」といった花言葉を持ち、下向きに咲く花の姿に由来しています。 


1月15日の誕生花:オンシジウム

花言葉:「可憐」「高貴な美人」「一緒に踊って」

蝶が舞うような姿から「可憐」「一緒に踊って」などの花言葉を持ち、華やかで育てやすい洋ランです。寒い季節でも美しい花を楽しめます。 


1月16日の誕生花:キンギョソウ

花言葉:「おしゃべり」「推測」「予知」

花言葉は「おしゃべり」など金魚の姿に由来します。「親しみやすさ」を象徴する花として、気心の知れた友人へのプレゼントにおすすめです。英名は「スナップドラゴン(噛みつきドラゴン)」です。 


1月17日の誕生花:コチョウラン

花言葉:「清純」「幸福が飛んでくる」「あなたを愛します」

蝶が舞うような優雅な姿から、「幸福が飛んでくる」という花言葉が生まれました。


1月18日の誕生花:プリムラ

花言葉:「富の誇り」「初恋」「永続する愛」

早春を告げるカラフルな花として人気です。寒い季節に彩りを添え、希望や喜びを伝える花とされています。 


1月19日の誕生花:ユキヤナギ

花言葉:「努力」「愛らしさ」「殊勝」

早春に雪が積もったように白い小花が枝いっぱいに咲く様子が特徴で、日本庭園などでも親しまれています。 


1月20日の誕生花:キンセンカ

花言葉:「乙女の真心」「悲嘆」「慈愛」

寒さに強く、鮮やかな黄色やオレンジ色の花を咲かせ、切り花としても長持ちします。太陽のような明るい花姿から「元気を出して」「輝く未来」という励ましに。


1月21日の誕生花:ロウバイ(蝋梅)

花言葉:「奥ゆかしさ」「愛情」「慈愛」

寒い冬に甘い香りと半透明の黄色い花を咲かせ、ロウ細工のような美しさで人気です。 


1月22日の誕生花:アンスリウム

花言葉:「煩悩」「恋に悶える心」「飾らない美しさ」

ハート型で鮮やかな仏炎苞(ぶつえんほう)が特徴です。「情熱的な愛」の象徴として。また、ハートの形から「いつまでも仲良く」という願いを込めて。


1月23日の誕生花:スノーフレーク

花言葉:「汚れなき心」「記憶」「純粋」

白い花びらの先端の緑の斑点が特徴です。スズランに似た下向きに咲く姿が清楚な印象を与え、この花言葉の由来にもなっています。 


1月24日の誕生花:シラー

花言葉:「寂しさ」「変わらない愛」「哀れ」

青や紫の星形の花姿から悲しみや一途な愛を象徴します。 「いつもあなたのそばにいます」というメッセージに。


1月25日の誕生花:ハコベ

花言葉:「ランデヴー」「愛らしさ」

鶏(ヒヨコ)が集まって食べることから「ヒヨコグサ」とも呼ばれ、その可愛らしさから「ランデブー」の花言葉が付けられました。 


1月26日の誕生花:アマリリス

花言葉:「誇り」「輝くばかりの美しさ」「雄弁」

大きく華やかな花が特徴で、球根植物です。贈り物にも人気です。 


1月27日の誕生花:プルメリア

花言葉:「気品」「恵まれた人」「内気な」

ハワイでレイ(首飾り)に使われる甘い香りのする南国のお花です。 


1月28日の誕生花:ネモフィラ

花言葉:「どこでも成功」「可憐」「あなたを許す」

春に咲く北米原産の一年草で、澄んだ青や白、黒などの小さな花が特徴で、群生すると青い絨毯のようになります。


1月29日の誕生花:チューベローズ

花言葉:「危険な快楽」「冒険」「危険な関係」

エキゾチックで濃厚な甘い香りが最大の特徴です。まっすぐ伸びた茎に乳白色の筒状花を連ねて咲き、一重咲きと華やかな八重咲きがあり、切り花やレイ、香料(香水)として利用され、「夜の女王」とも呼ばれます。


1月30日の誕生花:ムスカリ

花言葉:「通じ合う心」「寂しさ」「憂い」

冬の終わりから早春に咲き、ブドウの房のような見た目から「グレープヒヤシンス」とも呼ばれます。 


1月31日の誕生花:クロッカス(紫)

花言葉:「裏切らないで」「青春の喜び」「切望」

ギリシャ神話の美少年クロッカスと少女スミラックスの悲恋物語が由来で、神々に結婚を許されず絶望したクロッカスが自ら命を絶ち、スミラックスも後を追ったという切ないエピソードから来ています。一方で、春の訪れを告げるその姿から『青春の喜び』という明るい希望を感じさせる花言葉も持っています。


冬のお花を長く楽しむポイント

1月は気温が低く、一年の中でもお花が長持ちしやすい季節です。さらに、以下の3つのポイントを意識するだけで、お花のみずみずしさをより長く保つことができます。

1. 暖房の風に直接当てない

冬の室内で最も注意したいのが「乾燥」です。暖房(エアコンやヒーター)の温風が直接当たると、お花の花びらや葉から水分が急速に奪われ、しおれる原因になります。 直接風が当たらない、少し涼しい場所(玄関や廊下など)に飾るのが理想的です。

2. 夜間の「窓際」には置かない

日中は日当たりの良い窓際が適していますが、冬の夜の窓際は外気と同じくらい急激に冷え込みます。 この寒暖差は植物にとって大きなストレスになるため、夜間だけは部屋の中ほどへ移動させてあげるのが、長持ちさせる秘訣です。

3. 水替えと「切り戻し」を習慣に

冬場は水が腐りにくい時期ですが、やはりお水は毎日(または2日に1回)替えて、器の中を清潔に保ちましょう。 お水を替える際に、茎の先端を5mm〜1cmほど斜めに切る「切り戻し」を行うと、吸水がよくなり、最後まで元気に咲き続けてくれます。

プロのワンポイントアドバイス:
スイートピーやチューリップなど、春を先取りするお花は「冷たすぎる水」よりも、常温に近いお水を使ってあげると、お花の負担が少なくなりますよ。



花言葉に関するよくある質問(FAQ)

Q1:一つの花に複数の花言葉があるのはなぜですか?
A: 花言葉は、その花の形、色、香り、開花時期など、さまざまな特徴からインスピレーションを得て付けられています。また、ギリシャ神話などの伝説や、歴史的なエピソードに由来することもあるため、一つの花に複数の意味が存在することが一般的です。

Q2:同じ花でも色によって意味が変わりますか?
A: はい、大きく変わる場合があります。 例えば、この記事でも紹介したフリージアなら、黄色は「無邪気」、白は「あどけなさ」といった具合です。贈る際は、相手に誤解を与えないよう、色別の意味までチェックするのがおすすめです。

Q3:ネガティブな意味の花言葉を持つ花は、贈らない方がいいですか?
A: 決してそんなことはありません。 花言葉はあくまで楽しみ方の一つです。もし気になる場合は、「この花が好きだと言っていたから」「色が綺麗だったから」というメッセージを添えるだけで、贈り主の優しい気持ちはしっかり伝わります。また、ポジティブな意味の方をカードに書き添えて贈るのも素敵なアイデアです。

Q4:誕生日の花(誕生花)がサイトや本によって違うのはなぜですか?
A: 誕生花には世界共通の公的な決まりはなく、国や地域、季節感、選定した団体などによって異なります。 どれが「正しい」ということはありませんので、その時の直感や、お相手のイメージに最も合うものを選んで楽しんでみてください。

Q5:花言葉は誰が決めているのですか?
A:
特定の「決定機関」があるわけではありません。 起源は17世紀頃のトルコと言われており、それがヨーロッパに伝わり、貴族たちの間で流行しました。日本では、明治時代に導入された際に日本の文化に合わせて独自の意味が加わったものもあります。現在でも、新種の開発に合わせて育種家や販売団体が新しい花言葉を命名することがあります。


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