シクラメンの育て方と楽しみ方|水やり・植え替え・特徴まとめ

冬の花鉢として人気のあるシクラメン。室内や玄関先のインテリアとして鉢植えで楽しめます。初心者の方でも基本を押さえれば、長く華やかに保つことができます。

基本情報 サクラソウ科シクラメン属
学名:Cyclamen persicum
鑑賞価値 冬から春にかけて、色とりどりの花を咲かせ、室内空間を明るくします。
育てやすさ 比較的初心者向きですが、適切な温度と水やりの管理がポイントです。
置き場所 直射日光を避けた明るい室内または屋外では半日陰が適しています。
水やり 鉢土の表面が乾いたら与えます。底面給水タイプなら鉢底から吸水させます。
温度・湿度 10〜20℃程度、湿度が高い場所と高温が苦手です。
シクラメン

シクラメン

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シクラメンはどんな観葉植物?

シクラメン(Cyclamen persicum)は、中東~地中海沿岸付近が原産で、岩場や林の縁など乾燥気味の環境で球根を活かして自生している植物です。
鉢植えとして流通しているものはその栽培品種で、室内でも比較的育てやすく、ギフトとしても人気があります。色や花の種類(品種)も豊富で、華やかな雰囲気を取り入れたい時にぴったりです。


水やりはどうしたらいい?

シクラメンの水やりは鉢土の表面が乾いたのを確認してから与えます。 特に葉と球根の上部に水がかからないように注意しましょう。底面給水タイプであれば、鉢の下に水を補充して給水させます。


長く楽しむためにはどうしたらいい?

メンテナンス

花がらや枯れた葉をこまめに取り除くことで、株が次の花芽を出しやすくなります。

光の調節

球根の頂部に光が当たるよう、葉を外側に、花芽を内側に配置を整えることで、見た目も整い新しい芽が出やすくなります。新しい葉が表面にくるようにします。

温度管理

適温(10〜20℃程度)を保ち、暖房など高温・乾燥環境を避けることで、花持ち・株の寿命が伸びます。

肥料

液体肥料を薄めで夏は2週間に1度、それ以外の時期は週に1度程度あげるようにしましょう。



植え替えはいつする?

生育期が始まる9月中旬〜10月中旬あたりが適期とされています。 植え替え時には、球根が上部に少し出るように浅めに植えます。

土は、市販のシクラメン用の土を使うか、水はけの良い土を用意しましょう。


どれくらい大きくなる?

鉢植えのシクラメンは、品種にもよりますが一般に高さ20〜30cm程度です。

 鉢植えとしてインテリアに取り入れやすいサイズです。


夏越し・冬越しはどうしたらいい?

  • 冬越し:室内に取り込むか、寒さ対策をしっかり行いましょう。

夏越し:気温が上がると生育が遅くなります、初夏から徐々に水やりと肥料を控え、涼しい風通しの良い日陰に移動させるのがおすすめです。


さいごに

シクラメンは、彩が乏しくなりやすい冬に華やかな花を楽しめる鉢植えとして、ギフトやインテリアにもぴったりの観葉植物です。初心者の方でも、置き場所・水やり・温度の基本を押さえれば、次の年も花を楽しむことができます。

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