パキラのおはなし

パキラのおはなし

いつの時代も大人気の観葉植物、パキラ。最近では、小さな苗なら100円ショップでも出会うことができるようになってきました。みなさんパキラはお好きですか?

まっすぐな幹に、つやつやの葉っぱもかわいいですよね。品種にもよりますが、日本で観葉植物として売られているパキラであれば、だいたい5枚から7枚くらいの葉っぱがワンセットになり、ぱっと開いた手のひらのような形になっています。

パキライメージ

夏の成長期には、赤ちゃんの手のような小さな葉っぱを出してくれますが、小さくてもちゃんとパキラの葉っぱの形をしているのがたまりません。

別名「発財樹」ともいわれ、豊かさを呼ぶという言い伝えもあることから、ご自宅に飾るのはもちろんのこと、新築や開店のお祝いごとにもぴったりです。

パキラ

フローリストはお店で観葉植物を扱うことも多いですが、パキラはなんと言っても安心感があります。本当にじょうぶで、初心者さんにもおすすめ。はじめて観葉植物といっしょに暮らしてみようという方や、ほかの観葉植物にチャレンジしたけれどうまくいかなかったという方も、安心して飛び込めるような懐の深さを感じます。

いろいろな要因で葉っぱだけ傷んでしまうようなこともありますが、葉っぱが全て落ちて棒のような幹だけが残っても、時期がくればちゃんと葉っぱが生えてきて、またふさふさと元気な姿に戻ることの方が多いです。どのように育てても、何かと元気に育ってくれるのがパキラ最大の特徴であり魅力だといえます。

とはいえ、お気に入りの観葉植物であれば、大切に育てたいもの。パキラを育てるポイントは、他の観葉植物と同じように、水やりと日当たりです。パキラに限らず、日本の気候で観葉植物を枯らしてしまうことがあるとすれば、原因として多いのは水のあげすぎによる根腐れと考えられます。

観葉植物を育てるとなると、お世話をしたい気持ちもあり、お水が足りているかどうかが心配になってしまうものですが、植木鉢の土の表面を何度か指でこすってみて、少しでも湿っているようならばまだお水はあげなくても大丈夫。土がパサっとなってから、鉢底から流れ出るくらいたっぷりお水をあげます。

できれば外や水が流れてもいいところでお水をあげて、植木鉢の受け皿に水が溜まっていることのないように。ここに水が溜まっていると、やはりお水のあげすぎと同じ状態になってしまいます。お水をあげるタイミングが心配な場合は、水分計などを使うのもおすすめです。

パキラ水やり

パキラはそこまで日当たりにデリケートな植物ではありませんが、日当たりのある明るい室内は理想の環境ですね。カーテンを閉め切っているようなお部屋では元気がなくなるかもしれません。

できれば2~3日に一度くらい、日光浴をさせてあげると葉っぱのつやもきれいになります。

きっと長くいっしょに暮らすことのできるパートナーになってくれるパキラ。ぜひ楽しみながら、パキラといっしょにグリーンのある暮らしを体験してみてくださいね。

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