室内にグリーンを置きたい方に人気のガジュマルは、幹や根の個性が豊かで、空間に自然なアクセントを加えてくれます。育て方を少し意識するだけで、長く元気に育てられます。
基本情報 | クワ科 フィカス属 学名:Ficus microcarpa |
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鑑賞価値 | 幹のラインや気根を楽しめる、存在感ある観葉植物です。 |
育てやすさ | 比較的強健で、室内環境にも適応しやすい点で初心者向きです。 |
置き場所 | 直射日光を避けた明るい室内、半日陰も許容されますが、明るさを確保しましょう。 |
水やり | 表土が乾いたらたっぷり水を与え、鉢底から流れる程度を目安にします。 |
温度・湿度 | 15℃以上を保ち、過湿は避けます。 |

ガジュマル
flower kitchen jiyugaoka
ガジュマルはどんな観葉植物?

ガジュマル(学名 Ficus microcarpa)は、東南アジアから沖縄あたりを原産とするクワ科・フィカス属の植物です。
自然界では、時に幹や枝から気根(空中根)を下ろして成長する性質を持ち、熱帯地域では大木に育つこともあります。
観葉植物としては、根が太くなったものを鉢植えに仕立てた姿がよく見られ、幹と根のコントラストが「おしゃれな雰囲気」を出してくれます。
水やりはどうしたらいい?
- 春~秋(成長期)は、表面の土が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいしっかり与えるのが基本です。
- 冬(低温期)は生長が緩やかになるため、水やりの間隔をやや長めにとるよう注意しましょう。
- 乾燥のしすぎは、葉ツヤを悪くする可能性があるので、空気が乾燥する季節には鉢の周囲に湿度を保つ工夫をするのも有効です。
長く楽しむためにはどうしたらいい?
明るさを確保することが葉色維持にとって重要ですが、強い直射日光は葉焼けを起こすので避けましょう。
通気をよくし、空気の流れを意識することで病害虫や蒸れを軽減できます。
肥料は春~秋の間に、液体肥料や緩効性肥料を適量与えるとよいですが、冬は控えめにします。
葉にホコリがつくと光合成効率が落ちるので、柔らかい布や霧吹きで軽く拭くなどのお手入れも大事です。
植え替えはいつする?
- 植え替えの目安は2~3年に1回程度。根詰まりが見られたり、鉢から根が出てきたときがタイミングです。
- 植え替えの適期は春~初夏。根が動き始める時期を選ぶとダメージを抑えやすいです。
- 植え替え時には、根を軽くほぐし、傷んだ根を取り除き、新しい用土に替え、水はけを良くすることを意識しましょう。
どれくらい大きくなる?
室内栽培では2メートル程度まで育つことがあります。ただし、鉢の大きさや剪定次第で大きさは柔軟にコントロールできます。
自然状態では高さ20 mを超えるものもあります。
夏越し・冬越しはどうしたらいい?

- 夏越し:高温はあまり問題ありませんが、直射日光や乾燥、風通しの悪さなどがストレスになります。軽く遮光したり、風の流れを意識した配置を心がけましょう。
- 冬越し:0℃を下回らないような温度管理が必要です。寒さに弱いため、室内へ取り込む、冷気の当たらない場所へ置く、暖房機器の風が直接あたらないように配置するなどの対策を行いましょう。
冬期は水やり回数を控えめにし、用土が乾いてから与えるようにするのが安全です。
さいごに
ガジュマルはその独特な幹と根の表情で、室内をおしゃれな空間にしてくれる人気の観葉植物です。初心者でも扱いやすい性質を持ちつつ、光・水・温度などの基本を押さえれば長く楽しむことができます。ギフトとしても喜ばれやすい植物なので、空間に自然さと癒やしを加えたい方におすすめです。
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