観葉植物の中でも非常に育てやすく、おしゃれな雰囲気を演出できるサンセベリア(サンスベリア)。鉢植えで手入れが簡単なので、初心者にも人気の植物です。
| 基本情報 | キジカクシ科ドラセナ属 ※旧サンセベリア属 学名:Dracaena trifasciata ‘Laurentii’ 等多数の品種あり |
|---|---|
| 鑑賞価値 | 剪定なしでも直立する剣状の葉があり、縞模様や斑入りの品種はコントラストが美しく、インテリアとしての存在感が強いです。 |
| 育てやすさ | 耐乾性・耐陰性が高く、水やりや置き場所にあまり神経質にならなくても育ちます。初心者には特におすすめです。 |
| 置き場所 | 明るい間接光がある場所がベスト。直射日光に当て過ぎると葉焼けすることがあります。 半日陰や室内の窓際でも十分育ちます。 |
| 水やり | 土が完全に乾いてからたっぷりと与える。 春~夏は2~6週間に一度が目安、冬はさらに間隔をあけます。 過湿は根腐れの原因になるため注意です。 |
| 温度・湿度 | 最盛期(春〜夏)は温かめ(概ね20〜30℃前後)で好調。 冬や寒さには弱く、5〜10℃以下になると傷む可能性あり。 長い間土が湿っていると根腐れしやすい。 |
サンセベリア
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サンセベリアはどんな観葉植物?

サンセベリアは、旧サンセベリア属の植物で(現在はドラセナ属に含まれることが多いです)。原産地は主に熱帯~亜熱帯のアフリカ、マダガスカルなどで、乾燥や強い光にも耐える環境のところで自生しています。
葉は厚く肉質で、水を葉や根に貯められる性質を持っており、乾燥した鉢植えの環境でも比較的強く育ちます。雰囲気としては、モダンなお部屋やオフィスにフィットし、「自然感」「おしゃれ感」「インテリアグリーン」として人気が高いです。
代表的な品種には、縁が黄色い’Laurentii’、葉がコンパクトな’Hahnii’、シルバーの縞模様が美しい’Moonshine’などがあります。
水やりはどうしたらいい?

鉢の土が完全に乾くのを確認してから水を与えてください。湿っているうちにまた水を与えると根腐れの原因になります。 表面だけでなく鉢の中央も乾いた程度まで水やりを控えたいです。そのため、土の表面が乾いてから数日待ってから水をあげましょう。
春〜夏の成長期は2〜6週間に一度くらいが目安。気温が高く乾燥していればもう少し頻度を上げることもあります。
冬は水やりの間隔を延ばし、月に1度程度またはそれ以上あけることが多いです。夜間の低温には特に注意です。
水は鉢底から流れ出るくらい、しっかりと与えてください。水はしっかりときりましょう。
長く楽しむためにはどうしたらいい?

以下のポイントに注意して、サンスベリアを長く元気に楽しみましょう。
明るい間接光がある場所を確保しつつ、強烈な直射日光は避けることが大事です。
ただ、斑入り品種は光が足りないと斑が薄くなることがあります。そのため、少しづつ場所を変えてみて様子をみることが大事です。
通気性・排水性の良い培養土(サボテン・多肉植物用など)、鉢底に穴やスリットがある鉢が望ましいです。湿気を溜め込まない環境を作ることが長持ちさせるコツです。
肥料は控えめにしましょう。春・夏に軽く与える程度で十分です。
冬はほぼ休眠状態になるので与えない方が安全です。
葉を湿らせた布で軽く拭くなどすると健康的です。室内の換気を良くすることで、病害虫を防ぎやすくなります。
植え替えはいつする?

サンセベリアは成長が比較的ゆっくりな植物ですが、以下のようなタイミングで植え替えを考えるとよいでしょう。
鉢の根がいっぱいになってきて、鉢の縁から根がはみ出してきたとき
表土が劣化して、水はけが悪くなってしまったと感じるとき
育てはじめてから2~3年経過したあたりで、若干大きめの鉢にすることで見栄えもよくなります
植え替えは生育活発な春先がベストです。湿度・温度が安定する時期を選ぶと失敗が少ないです。
どれくらい大きくなる?

品種によってかなり差があります。
代表的な大型品種(例:Dracaena trifasciata ‘Laurentii’ 等)は葉が70~100cm以上、高さ1m近くに育つこともあります。
コンパクトな品種・矮性品種(‘Hahnii’ 等)は高さ20~30cm程度、鉢植えや室内で扱いやすい大きさになります。
成長はゆっくりなので、急激なサイズ変化はあまり期待しない方がよいです。
夏越し・冬越しはどうしたらいい?

暑さや寒さが極端になる季節は、サンセベリアにとっても負担が大きくなります。真夏は強い日差しや蒸れ、冬は冷え込みや水分の与えすぎに注意が必要です。
季節ごとの環境に合わせた管理を心がけることで、ダメージを防ぎ、年間を通して元気な姿を楽しむことができます。
直射日光の強い時間帯を避け、明るくて風通しの良い場所に置くと葉焼けを防げます。
多湿になると根腐れなどの原因になるので、湿度管理が大事です。過湿を避け、風が少し通る環境が望ましいです。
気温が低くなり過ぎないよう注意してください。10℃を下回る環境は避けたいです。特に冷たい風や窓からの冷気が直接当たる場所は避けてください。
水やりを減らし、土が乾き気味になるように管理します。与え過ぎはダメージのもとになります。
さいごに
サンセベリアは「おしゃれ」「人気」の観葉植物でありながら、管理が比較的シンプルで、初心者でも育てやすい品種が揃っています。ギフトにも喜ばれる緑として、部屋やオフィスに自然なアクセントを加えてくれる存在です。
置き場所・水やり・温度の基本を押さえることで、長く美しく楽しめる植物ですので、お気に入りの場所で育ててみてください。
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