ストレリチア・オーガスタの育て方と楽しみ方|水やり・植え替え・特徴まとめ

ストレリチア・オーガスタは南国の雰囲気あふれる大きな葉っぱで、お部屋に自然な空間を演出してくれます。存在感があるので、インテリアの主役にもなる人気の観葉植物です。

基本情報 ゴクラクチョウカ科ストレリチア属
学名:Strelitzia nicolai
鑑賞価値 大きく艶のあるバナナのような葉がインテリアに豊かな緑と南国感をもたらします。花が咲くとその美しさも抜群です。
育てやすさ 少し場所を取りますが、光と水と温度の管理さえ気をつければ初心者でも育てられる種類です。
置き場所 直射日光を好みますが、真夏は葉焼けすることがあります。明るい場所を好みます。
水やり 土の表面が乾いてきたらたっぷりとあげます。冬は控えめにして根腐れに注意します。
温度・湿度 最適温度はだいたい18〜30°Cです。10°C以下には下げないようにしましょう。湿度は60〜70%程度あると葉が健康で美しく保てます。
ストレリチアオーガスタ

ストレリチアオーガスタ

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ストレリチア・ストレリチア・オーガスタはどんな観葉植物?

ストレリチア・ニコライは、南アフリカ原産の大型の観葉植物で、和名では「オーガスタ」と呼ばれることが多いです。大きなバナナのような葉と、背が高くなる性質が特徴です。自然界では熱帯気候、湿気があり、明るく風通しの良い環境で生育しています。

その葉は光沢があり、インテリアとしても非常に人気がありますし、育てると存在感が非常に強く、部屋やオフィスの雰囲気をぐっと引き立ててくれます。


水やりはどうしたらいい?

土の表面が乾いたら水を与えます。特に夏は乾燥しやすいため注意しましょう。

水やりは「しっかり湿らせる → 乾かし気味に」のサイクルが良く、常に土が湿っていると根腐れの原因になります

冬は成長が遅くなり、水を吸う量が少なくなるので、頻度を落として少なめにします。


長く楽しむためにはどうしたらいい?

光を確保すること

できるだけ明るい場所が必要です。直射日光が強すぎる時間帯(真昼など)は遮光するか、少し離しておくのが安心です。半日陰では葉色が暗くなったり生育が遅くなることもあります。

湿度を保つこと

新しい葉は乾燥しやすいので、霧吹きするか、加湿器などで空気中の湿度を上げる工夫をするときれいに広がります。特に冬の暖房時期に乾燥しやすくなる時期は注意です。

肥料を与える

春から夏にかけて、葉がよく育つ時期には月1回程度の液体肥料やバランスの取れた肥料を与えると良いです。冬は控えめにします。

葉の手入れ

柔らかい布や霧吹きで葉の表面を拭き取ると、葉に艶が出て見た目も管理もしやすくなります。



植え替えはいつする?

成長期(春〜初夏)が植え替えに適しています。

根が鉢の中で詰まってきて、鉢の縁から根が見える、または鉢の底から根が出てきそうな場合には、一回り大きい鉢に植え替えるといいです。

急いで大きくしたい場合には、根が詰まる前に大きいサイズの鉢に植え替えします。


どれくらい大きくなる?

自然界では非常に大きくなり、高さ数メートルに達することもあります。屋内では場所・光の量・鉢の大きさなどで制限されますが、数年育てると2~3メートル以上になることもあります。

幅もまた葉が広がることでかなり場所を取ります。

ただ鉢を大きくしなければ大きく成長できないため、鉢の大きさでコントロールできます。

部屋の隅や広いリビング・オフィスの空間を使って飾ると、そのおしゃれな雰囲気が活きます。


夏越し・冬越しはどうしたらいい?

  • 夏越し:強い直射日光を長時間浴びせないようにしましょう。風通しをよくし、暑さで蒸れないよう注意してください。必要であれば葉水や霧吹きで暑さと乾燥対策をするとよいです。

冬越し:最低温度を10°C前後以上に保つことが大切です。寒さに弱いため、冷たい風が当たる窓際や隙間風のある場所は避けてください。暖房器具の近くも乾燥しやすいため、加湿が必要になります。



さいごに

ストレリチア・オーガスタは、その迫力ある葉と南国感のある姿で、部屋やオフィスのインテリアにとても映える人気の観葉植物です。初心者でも、「光・水・温度・湿度」の4つを抑えれば比較的育てやすく、長く楽しむことができます。

ギフトとしても目を引く存在なので、相手の部屋のスペース・光の入り方を少し確認しておくと喜ばれます。ぜひ育てて、おしゃれで自然あふれる空間をつくってみてください。

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