ストレリチア・レギネの育て方と楽しみ方|水やり・植え替え・特徴まとめ

ストレリチア・レギネは、鮮やかな花と存在感ある葉姿で、部屋のインテリアをぐっとおしゃれにしてくれる観葉植物です。光と温度さえ整えれば、比較的しっかり育つ種類です。

基本情報 ゴクラクチョウカ科 ストレリチア属
学名:Strelitzia reginae
鑑賞価値 鮮やかなオレンジとブルーの鳥のような花と大きな扇形の常緑の葉が、部屋や空間にトロピカルで存在感のある雰囲気を与えます。
育てやすさ 光と温度の管理は多少必要ですが、基本の管理(置き場所・水やり・土)ができていれば、初心者でも育てやすい品種です。
置き場所 日当たりの良い場所を好み、春〜秋は屋外または明るい窓辺を好みます。夏の直射日光では、葉焼けすることがあるため、軽く遮光をしてください。冬は室内の暖かくて日差しが入る場所を好みます。
水やり 春〜秋の生育期は土の表面が乾いてきたらたっぷり水を与え、冬はやや控えめにして乾かし気味に管理します。過度な水やりは根腐れの原因になります。
温度・湿度 適温はおおよそ 18〜30℃で、寒さに弱く、5℃以下では室内管理が必要です。湿度は高めが好ましく、乾燥を避けるように葉水などで調節するとよいです。
ストレリチアレギネ

ストレリチアレギネ

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ストレリチア・レギネはどんな観葉植物?

  • ストレリチア・レギネ(和名「極楽鳥花」など)は、南アフリカ原産の常緑多年草で、ストレリチア属の中でも特に人気のある品種です。野生では、海岸近くや河川の辺、また森林の明るい縁など、光が十分に入り温暖で湿度のある環境に自生しています。大きく広がる扇型の葉と、鳥のような形の鮮やかな花が特徴で、その見た目がインテリアやギフトにも高く評価されています。


水やりはどうしたらいい?

  • 春〜秋の生育期は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるようにします。鉢底から水が流れるくらいが目安です。
  • 真夏は乾きやすいので、水切れを起こさないように注意します。
  • 冬は成長がゆっくりになるので、水やり頻度を減らし、土が少し乾いてから次の水を与えるようにします。過湿を避けることが特に重要です。


長く楽しむためにはどうしたらいい?

光の確保

光をできるだけ確保することが大事です。日当たりがいい窓辺、春から秋は屋外にだせるとなお良いです。花が咲くには十分な光が大きなカギです。

水はけを良くする

水はけを重視して適切な土と鉢を選びます。根腐れを避けるため、排水性の良い土を選び、鉢の底に水溜りを作らないようにします。

肥料

肥料を春〜夏にかけて定期的に与えると、生育が良くなり花付きも期待できます。液体肥料または置き肥が向いています。

葉の手入れ

葉のホコリを取り、風通しをよく保つと、蒸れや害虫の発生を防ぐ助けになります。



植え替えはいつする?

  • 適期は春または暖かくなり始める頃がベストです。株が根でいっぱいになってきたら、2〜3年に一度を目安に鉢を一回り大きくするのがよいでしょう。
  • 早く大きく育てたい場合には、根がまわりきる前に植え替えを行っても大丈夫です。


どれくらい大きくなる?

  • 成長すると高さ約1.5m~2m、幅も1m前後に広がることがあります。
  • 若苗のうちはもっとコンパクトですが、数年育てると大きな葉と大きな株になります。花が咲くまでには数年かかることが多いです。 
  • 鉢の大きさで成長を調整することができるため、小さく育てることもできます


夏越し・冬越しはどうしたらいい?

:暑い時期に強い日差しを受けると葉焼けすることがあります。その場合は、直射日光が強すぎないように遮光をしたり、午前中の日差しだけにする、あるいはレースのカーテン越しにするなど工夫をしてください。屋外に出すなら風通しの良い場所が望ましいです。

:気温が低くなるときは室内に取り込み、5℃以下にならないように保温をしましょう。できれば10℃前後を最低温度と考え、暖かく日当たりのある場所に置きます。湿度が低くなるので、葉水をするなどして乾燥を防ぎましょう。


さいごに

ストレリチア・レギネは、その迫力ある葉と華やかな花で、お部屋やオフィスをトロピカルな雰囲気にしてくれる人気の観葉植物です。初心者の方でも、光・水・温度をしっかり意識すれば、長く元気に育てることができます。ギフトにも向いていますし、おしゃれな空間のアクセントとしてもおすすめです。丁寧に手入れをしながら、成長の変化を楽しんで育ててみてください。

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