ドラセナ・ジェレの育て方と楽しみ方|水やり・植え替え・特徴まとめ

はじめに、ドラセナ・ジェレは美しいストライプの葉が特徴で、お部屋に自然な雰囲気と品を与えてくれる人気の観葉植物です。ギフトにもおすすめで、おしゃれな空間を演出してくれます。

基本情報 キジカクシ科ドラセナ属
学名:Dracaena steudneri ‘Jelle’
鑑賞価値 葉に濃淡のあるストライプ柄があり、「幸福の木」として知られる品種よりも間延びしにくく、葉の色が深い品種で、インテリアにアクセントを添えます。
育てやすさ 比較的育てやすく、初心者にも向きますが、特に水やりと置き場所(直射日光や寒さ)に注意が必要です。
置き場所 明るい間接光が当たる室内、直射日光が強い場所は避け、風通しの良い場所が望ましいです。
水やり 生育期(春〜夏)は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、秋冬は控えめにします。鉢底の余分な水は放置しないようにします。
温度・湿度 寒さにはやや弱いため、冬は5℃を下回らないようにしましょう。室温はできれば10℃以上を保つようにしましょう。湿度は平均的な室内湿度で十分ですが、乾燥時には周囲を加湿するとよいです。
ドラセナジェレ

ドラセナジェレ

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ドラセナ・ジェレはどんな観葉植物?

ドラセナ・ジェレは、「幸福の木」として知られるドラセナ・マッサンゲアナをもとにした交配種といわれています。原産は熱帯アジア・熱帯アフリカで、もともとは森林のような環境(直射日光を避け、明るい木陰)で育つ植物です。葉のストライプ模様と、葉が間延びしにくく比較的コンパクトに育つ点が魅力で、部屋やオフィスに緑を取り入れたい方に人気の種類です。初心者にも管理しやすく、おしゃれな品種です。


水やりはどうしたらいい?

生育期(主に5月〜9月)は、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。余分な水は鉢皿などに溜めず、排水を良くしましょう。 

秋以降・気温が下がる時期は、水やりの頻度を減らします。特に冬は10℃以下にならないようにして、土がある程度乾いてから2〜3日あけて与えるのが安心です。

過湿は根腐れの原因になるので注意してください。土が常に湿っている状態を避けるため、水はけのよい用土と鉢を使用することも大切です。


長く楽しむためにはどうしたらいい?

明るい間接光を確保するようにしましょう。直射日光に当てると葉焼けを起こすため、レースのカーテン越しなどで調整しましょう。 半日陰でも育ちますが、暗すぎると葉色が薄くなる・間延びすることがあります。

温度管理

冬の寒さに弱いため、5℃以下にならないようにします。室温が安定し、寒風が当たらない場所がよいです。 夏の高温期は風通しを良くしましょう。

肥料

生育期(5〜9月頃)に緩効性肥料を2か月に1回与えるか、液体肥料を少量ずつ与えるのがよいです。 冬場は成長が鈍るので肥料は控えめにしましょう。



植え替えはいつする?

植え替えは、生育が活発になる春〜夏(おおよそ5〜7月)が適期です。根が鉢をいっぱいに張っていたり、鉢からはみ出しそうな場合、一回り大きな鉢に替えるとよいでしょう。植え替えの際は、根の古い部分や傷んでいる部分を切り落とし、水はけのよい土を使うとうまく育ちます。


どれくらい大きくなる?

ドラセナ・ジェレは比較的ゆっくり育つ観葉植物です。一般的には鉢植えで育てると1〜1.5メートル程度に育つことが多く、室内インテリアとしてもほどよいサイズ感になります。葉が大きく広がりすぎる場合は剪定で形を整えることができます。


夏越し・冬越しはどうしたらいい?

  • 夏越し:暑さには比較的強いですが、直射日光を避けて光が強すぎない場所に置き、風通しを良くすることが大事です。室内の湿度が高くなりすぎないよう注意してください。水やりは土の乾き具合を見ながら行うことが安心です。

冬越し:5℃を下回ることがある季節には屋内に入れ、できるだけ暖かく、日当たりの良い窓際などに移動させます。水やりは土が乾いてから2〜3日置くなど控えめにし、過湿にならないように注意します。


さいごに

ドラセナ・ジェレは、初心者の方にも育てやすく、部屋やオフィスに緑とスタイルを加える素敵な観葉植物です。置き場所と水やり、温度管理を意識すれば、長く健康に育てられます。品種の魅力(ストライプ柄や葉の美しさ)を楽しみながら、手入れを工夫して、自然で落ち着いた雰囲気のおしゃれな空間を演出してみてください。

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